【ベース教室】フェンダー(Fender)ジャズベースとは

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■ フェンダージャズベース誕生の歴史


ジャズベースはエスクワイヤー、プレシジョンベースに続いて、ジャズマスターやジャガーと同時期に発表されました。これは当時ジャズの分野に進出したフェンダー社が、ジャズマスターによるオフセットボディと音作りの多彩さが評価された背景があり、その技術をベースに流用した新しいベースとしてジャズベースは誕生しました。


年代によって仕様が変わりますが、基本的な部分は発表された当時からほとんど変更されていません。


ナット幅はプレシジョンベースの場合は42mmでしたが、ジャズベースでは38mmを採用しています。この違いによりプレイアビリティが向上しています。


ボディシェイプもジャズマスターとジャガー同様オフセットが採用され、コンター加工、カッタウェイ加工も施されプレイヤーの身体にフィットするよう工夫されています。このボディシェイプは現在のモデルまで引き継がれており完成度の高さが伺えます。


年代ごとにコントロール部分や指板の木材部分で仕様変更があったジャズベースですが、マイナーチェンジのタイミングから60年代、70年代、80年代以降?といったくくりでジャズベースは分類されることが多いです。特に人気のある60年代のモデルについては後述します。


■ ジャズベースのラインナップ


エレキベースのスタンダードとも言えるジャズベースには、豊富なラインナップが用意されており、USA製、MEXICO製、JAPAN製と3拠点で作られています。
USAは一番グレードの高いラインで、ヴィンテージを意識したモデルやモダンな音を意識したモデル、その両方を掛け合わせたモデルが作られており、本家の製造ラインで作られるジャズベースは世界中で人気があります。
現在MEXICO、JAPAN製では60'sや70'sライクなモデルが多く用意されていて、テーマにした年代の仕様を復刻しつつ、現代プレイヤーのニーズに応えられる様な工夫のなされたモデルが多いです。初心者でも購入しやすい価格帯で作られているのもこのラインナップになります。


■ ヴィンテージベースの中でも人気の"60'sジャズベース"


なぜ60年代に製造されたジャズベースが人気なのかと言いますと、木材が伐採されてから時間を経て乾燥していき、強度や音質が徐々に変化していっているため、現代に同じ木材や仕様で作成されたものと比べても音のトーンに違いが現れるからです。その違いの中でもよく言われるのは、そのレスポンスの良さでしょう。弾き手のニュアンスを忠実に再現し、輪郭のしっかりとした太くて音色は強い人気があります。


さらに当時の高い加工技術を持った職人によって、各パーツ取り付け部分が完璧に加工され、楽器としての完成度が現在と違うといわれています。
ジャズベースで誕生した60年代、フェンダーの様々な試行錯誤により毎年マイナーチェンジを繰り返し、現在の仕様に落ち着いています。60年代にしか存在しない、2連スタックノブによる2ボリューム2トーンや、指板がフラットに貼られているスラブボードが採用されていたり、ピックガードがセルロイドだったり......。産まれたばかりのジャズベースは、この60年代を叩き台にして現在の形に近づいていきます。そのため現行のモデルでは存在しない珍しい仕様が採用されているものも多くあり、ジャズベースファンの心をくすぐるのです。


■ ジャズベース使用ミュージシャン


フェンダージャズベース使用ミュージシャンの中でも筆者が特におすすめするベーシストをご紹介します。

●ジョン・ポール・ジョーンズ

 


言わずと知れたロックバンド「LED ZEPPELIN」のベーシスト。堅実なベースプレイに、類い稀なるアレンジセンスとベース以外にも様々な楽器を使いこなすマルチプレイヤーです。アレンビックのベースを使用していた時期もありますが、やはりジョン・ポール・ジョーンズと言ったら60年代初頭のジャズベースでしょう。このベースとジャコ・パストリアスも使っていたアコースティック361を組み合わせた太くて芯のあるトーンは必聴ものです。


●マーカス・ミラー



60年代ジャズベースが人気の中、77年製モデルにバルトリーニのTCTを搭載したジャズベースをトレードマークに活躍したのが、皆さんもご存じであろうマーカス・ミラーです。卓越したテクニックで著名なアーティストと数々の共演を重ねている現代最高峰ベーシストの一人です。テクニックだけでなく音選びのセンスも秀逸で、プロヂューサーとしても活躍しています。ちなみに彼のジャズベースを改造したのが当時NYでリペアショップを開いていたロジャー・サドウスキーです。


●スクエアプッシャー


先ほどまでの二人と比べると変わったアーティストになります。緻密にプログラミングされたブレイクビーツにジャコ・パストリアスばりのテクニカルな生ベースの演奏を掛け合わせた異色のアーティストです。エレクトロミュージックをバックに奏でる高速パッセージは、ベーシストなら聴いておいて損はないかと思います。


?終わりに

いかがでしたでしょうか?思っていたよりも奥が深いのがジャズベースの歴史です。その歴史に惹かれてヴィンテージのジャズベースにハマるも良し、常に進化し続けている現代のジャズベースにハマるも良し。様々な楽しみ方ができるから60年代に生まれたこの楽器は未だに愛されているのでしょう。

MUSICAL INSTRUMENT楽器一覧

ドラム DRUMS

ドラムセットのセッティングの仕方など基礎事項に始まり、ドラム譜の読み方、フォームの確認、基本的なリズム・パターンの習得、様々なドラム奏法の研究を通してリズム感覚を養っていきます。

ギター GUITAR

ギターの演奏フォーム、ピックの持ち方などのギターの基礎確認から、ギターアンプのセッティング、エフェクターの使い方などサウンドメイキングにおいても楽しく親切丁寧に教えます。

ベース BASS

ベースで音楽を楽しむために重要な、ネックを握る左手のフォーム、左手フィンガリングなどベースの基礎の確認から始まり、ピック奏法、フィンガリング奏法など基礎のベース奏法を習得できます。

ピアノ PIANO

「楽しみながら学ぶ」をテーマに、初心者の方には譜面の読み方や、ピアノ演奏の基本的な技術から、経験者の方には好きな音楽や、やりたい音楽の方向性等をお聞きした上で内容を決めています。

サックス SAX

アンプシュアやタンギング、スケール練習などの技術をお教えします。そして曲に挑戦!いろいろな曲をカラオケに合わせてサックスを演奏します。

フルート FLUTE

JAZZ希望の方でも初心者の場合、CLASSICのメソッドを中心に行います。呼吸法、ロングトーン・スケール(音階)、教則本の順番で行いますが、臨機応変に内容を変更します。

トランペット TRUMPET

マウスピースの当て方、唇の正しい形の作り方、正しい震動の伝え方、トランペットの構え方、など吹くための技術から始まり、楽譜を読む読譜、トランペットの演奏に必要な知識を学んでいきます。

トロンボーン TROMBONE

マウスピースの当て方、楽器の構え方、アンブシュア、タンギングなどの吹くための技術から始まり、楽譜を読む力や、トロンボーンの演奏に必要な簡単な理論など吹くための知識を学んでいきましょう。

バイオリン VIOLIN

初心者の方でも受けられるように丁寧に基本から教えていきます。音を出すのが難しい、と思われがちですが、基本からしっかりと始めれば、音はもちろん曲だってしっかり演奏することも可能です。

DJ DJ

機材の使い方はもちろん、基本的なテクニックを学んだら様々な技法にチャレンジ。クラブDJに必要なテクニックや展開方法について学んでゆきます。

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