【ドラム教室】音が変わる!ドラムスティックの種類

■同じように見えて違う!「木の材質」

スティックに使われる木材にはそれぞれ特徴があります。


●ヒッコリー


ヒッコリーはドラムスティックの素材の中で最も一般的で、製品のバリエーションが最も多い木材です。程よい重量と硬さで、クセがなく使いやすいのが特徴です。どんなスティックを選んだらよいのかわからない方には無難な選択肢ですね。


●オーク


オークはドラムスティックに使われる三種の内、最も重量があり、硬い木材です。質量が大きい分音量、音圧を得やすいのが特徴。ロックなどパワフルなサウンドを出したいという方にオススメ。耐久性の高さも魅力の一つです。


●メイプル


軽くて振りやすく、手数の多いプレイに適しています。特にジャズドラマーに好まれています。比較的折れやすく、耐久性は高いとは言えません。


■先の形状に注目「チップ」の種類


チップはスティックの最先端で、ドラムのヘッドやシンバルに直接触れる部分ですので、サウンドへの影響が大きいパーツです。
チップには、スティックの先を削って作られるウッドチップと、ナイロン製のチップをつけたナイロンチップの二種類があります。サウンドの傾向がハッキリと違うのでナイロンチップとウッドチップのスティックを楽曲などで使い分けるのがよいでしょう。チップがなく両側ともグリップと同じ形状のスティックはチップレスと呼びます。
(またドラムヘッドをすることで音を出すブラシというスティックがあり、こちらは先端に金属やナイロン製のワイヤーが付き、ドラムヘッドを擦って音を出すものになります。)


●ウッドチップ


チップ部分もスティックと同じく木でできています。丸みのある柔らかいサウンドになりますが、ウッドチップはナイロンチップに比べ耐久性が低く、使用しているうちに欠けてしまうことがあります。チップが欠けてしまうとドラムを叩いた際のリバウンドの角度が狂って使いづらくなるため、チップが欠けたタイミングでそのスティックは寿命とみなすのが一般的です。


●ナイロンチップ


スティックの先端にナイロン製のチップを取り付けたものです。アタック感のある、ハッキリとした硬い音になります。打感もウッドチップに比べ若干硬質。特にシンバルを叩いた時に独特な硬質な音になるのを狙って使う方が多いです。


チップの形状は叩いた際にスティックの接地面積に密に関わる要素です。
・真ん丸に近いほど音のバラつきがすくなく、扱いやすい。ロックでよく使われる。
・楕円形、三角形など先が尖っていくほど音の変化をつけられるようになるが、熟練が必要。ジャズなど繊細な音のコントロールが必要なジャンルで好まれる。
という傾向があります。

・丸形
チップが丸いタイプ。ボール型とも呼ばれます。チップが丸いことにより、どんな角度で叩いてもベッドやシンバルの打面への接地面が一定になるため、音のバラつき出にくいのが特徴です。その分、初心者にも使いやすいタイプです。ジャンルとしてはロックでよく使われます。
・樽型
俵型などとも呼ばれます。全体的には丸いのですが、チップの側面が少し平面っぽくなり、樽や俵に近い形をしたタイプです。丸型同様音のバラつきが少なく、もう少し音量が出やすいのが特徴。ロックでよく使われます。
・卵型
楕円形のチップ。。叩く際の打面への角度の違いにより音の変化をつけることも可能。叩く角度による接地面積の変化はそこまで大きくなく、音の変化も大きくはなりませんが、その分音のバラつきも出にくい特徴があります。
・涙型
卵型に似た形ですが、先の方が少し平たくなっており、より角度による音の変化をつけられるチップです。逆にいえばきちんとコントロールできないと、音のバラつきにつながるチップ形状です。接地面の角度により細かいニュアンスを使い分けるジャズなどのジャンルに好まれます。
・円錐型
チップの形状が三角形に近いタイプ。角度によって接地面積が大きく変わるので、叩く際の角度でかなり大きく音を変化させることが可能。扱いが難しくきちんとコントロールできなければ音のバラつきがひどくなるため、初心者にはオススメできません。ジャズによく使われています。


■呼び方もある「長さ」と「太さ」


メーカーに共通して、スティックの長さ・太さ・形を示す規格があり、その中で5A(14.5×405mm前後)という型が標準になります。まずは、この5Aを基準・目安にして探すと比較しやすいです。


5Aより太くて長いスティック・・・・・パワー性が得られるが、そのぶん重くなるのでコントロールがしにくくなる。

5Aより細くて短いスティック・・・・・繊細な表現をしやすくなるが、楽器によっては十分に鳴らない場合もある。

一人一人、手の骨格が違うので自分に合うスティックの太さや長さも人それぞれです。ただ、初心者の方は初めのうちはあまり神経質にならず、いろんなタイプのスティックを手にとり練習・演奏していく中で自分に合った長さ・太さのものを見つけていくといいでしょう。また、扱いやすいといった理由だけで細くて短いメイプルスティックを使っていると力任せの演奏になってしまう傾向にあります。

※スティックの重みを活かす感覚を身に付けるためにも、特に練習時は同じ長さ、太さでも少し重みのあるヒッコリーやオークがおすすめです。


■定番のドラムスティックメーカー


VIC FIRTH
1963年に設立された世界最大のメーカーです。
コンピューター・ペアリング・システムを導入し、
品質管理がしっかりされていて、革新的なデザインを追求しているメーカー。
数多くのラインナップがあり幅広いジャンルのプレイヤーに人気


PRO MARK
1957年に設立されたメーカー。
演奏時の音質向上のためにこだわった
素材を使ってスティックを生産しているため
スティックの個体差が少ない。


VATER
1956年に設立されたスティック専門のメーカー。
品質が大変よく世界の名ドラマーからの信頼があります。
VIC FIRTH同様、多くのラインナップがあるので
迷ったらこのメーカーともよく言われます。


Pearl
1952年に設立されました。打楽器だけでなく、フルート製造でも有名です。


TAMA
親会社の星野楽器グループは1908年に創業を始めていますが、TAMAのブランドは1962に設立されています。


YAMAHA
1889年にオルガンの製造工場としてスタートしましたが、現在は楽器だけでなく発動機、スポーツ用品、リビング用品、半導体の製造もしています。ドラムは1967年に製造を開始しています。


■持ち方によっても音は変化する


スティックの握り方にはいくつか種類がありますが、それぞれに特徴や音の違いが現れます。ここでは代表的なものをご紹介します。


レギュラーグリップ


・昔は一般的な持ち方だったのでレギュラーグリップと呼ぶ。
・ジャズドラマーなどが多用するのがこのスティックの持ち方。
・細かなニュアンスを出したい時に使う。


マッチドグリップ


・右手と左手が同じ持ち方をしているためマッチドグリップと呼ばれている。
・スティックを左右対称に持つため、音の粒が揃いやすい。
マッチドグリップはさらに三つの持ち方に分かれ、それぞれ特徴があります。
ジャーマングリップ
手の甲が上を向くいているため手首の力が伝わりやすい。
・ロック、ファンクなどのジャンルに向いている。


フレンチグリップ
・親指が上を向いており、指の可動域が大きい。
・細やかなフレーズに向いている。


アメリカングリップ
・ジャーマン、フレンチグリップの中間の持ち方。
・両方の利点を併せもつため、バランスがよい。


木材や形状、持ち方の話をしてきましたが自分が気持ちよく演奏するには見た目も大事ですよね?各メーカーそれぞれデザインにこだわったスティックを販売しています。かっこいいスティックと言えば黒いスティックが思い浮かびますが、同じ色付きでもVIC FIRTH 5Aのピンクは人気があるそうですよ。かわいいスティックが女性ドラマーに人気なのでしょうか?

皆さんも自分に合ったピッタリのスティックを探してみてくださいね!

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ドラムセットのセッティングの仕方など基礎事項に始まり、ドラム譜の読み方、フォームの確認、基本的なリズム・パターンの習得、様々なドラム奏法の研究を通してリズム感覚を養っていきます。

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