■はじめに

聞き馴染みのあるDJですが、実際はどのようなことをしているかご存知でしょうか？
まずDJとは大きく分けるとPCを使用したPCDJ、CDやUSBなどを使用したCDJ、最後にレコードを使用するターンテーブルより楽曲を流し、中央にあるミキサーで音をミックスしてクラブやライブ会場などを盛り上げます。
今回はこのDJについて簡単に説明します！

■DJプレイの基本、ミックスって何？

最近ではEDMやHIP HOPの楽曲だけではなく、J-POPやアニメソングなど幅広い楽曲を流す時代になりました。
そこでミックスとは簡単に言うとそのような楽曲を次々とかけていき、楽曲の繋ぎ目を気持ち良くスムーズにする事を言います。ミックスする中で自分しか知らないようなおすすめの楽曲を流したり、ミックス中に展開を作ったり様々なDJがいます。

■DJミックスの基礎を抑えよう

（１）BPM合わせ

ピッチフェーダーを操作してBPMを合わせます。
BPMとピッチが揃っていないと複数の楽曲を一度に流した時に混雑して聞こえてしまうため、このピッチフェーダーを操作します。

（２）小節合わせ

一概には言えませんが基本的なクラブミュージックであれば4/4拍子が多く、その小節の頭を揃えるように重ねるとキレイなミックスに仕上がります。

（３）繋ぎの選曲

始めたばかりの頃は自分の好きな楽曲を流す事も良い事ですが、敢えて曲調が似た楽曲を流すとミックスをやり易く感じます。しかし、場を盛り上げながら出来る限り個性のある楽曲を流す事が大切である事を忘れてはいけません。

■DJミックスの基本作法

（１）フェーダーのみを使用したミックス

1.次の楽曲をスタートする
2.Cue機能を使用しキック合わせをする(ヘッドホン使用)
3.キックを合わせ次第ヘッドホンを外し次の楽曲のフェーダーを上げる
4.先に流していた楽曲のフェーダーを下げる

（２）イコライザーを使用したミックス

1.次の楽曲をスタートする
2.Cue機能を使用しキック合わせをする
3.ヘッドホンを外し次の楽曲のLow（全て）とHi（少し）をカットする
4.次の楽曲のフェーダーを上げる
5.流れている楽曲のLowとHiをゆっくり入れ替える
6.先に流していた楽曲のフェーダーを下げる

■最後に

上手くミックスするコツとしてリバーブやフィルター等のエフェクトを使うと違和感なくミックスする事が出来ます。他にもTRIM(ゲインのようなもの)を使用しミックスする楽曲の音量を合わせるとやり易くなります。
楽器と同じで練習をすればするほど上達するし、とにかく音楽が好きな人や車や家などでその雰囲気に合う曲をかけるのが好きな人にはかなりおすすめです！

ぜひこの機会にDJを始めてみてはいかがでしょうか？