■ はじめに

　DTM（デスクトプミュージック）をやってみたいと思った時にPCのスペックは？MacとWindowsはどっちがいいの？と悩んでいませんか？今回は初めてのPCを選ぶ際の必要なスペックなど紹介していきます。

■ DTMに必要なPCのスペック

（１）　CPU　

パソコンの頭脳とも言える部品になります。Core i5以上のCPUであれば快適に作業できます。Core i7以上は動画編集といった負担のかかる作業を行う場合は必要になります。

（２）　メモリ

　
メモリの容量が多ければ作業効率を上げることができます。DAW上でトラック数が多くなればなるほどメモリの容量が必要になります。16GB以上あればオーケストラなどの多い場合でも快適に作業することができます。

（３）　ストレージ

　
ストレージは大きく分けてHDDとSSDの2種類あります。SSDはデータの処理速度が早い代わりに高価です。SSDに作業ファイルを保存し、音声ファイルや画像ファイルはHDDに保存するなど自分にあった使い方を見つけることが大切です。

（４）　液晶サイズ

DAWは表示が細かいものや、複数のウィンドウを使用することが多くなるので快適な作業をするためには大きめの液晶サイズをお勧めします。また、デスクトップPCの場合トラックを長く大きく見ることのできる横に長い液晶もお勧めです。複数のディスプレイがあるとより効率良く作業を進めることができます。

■ Windows,Macはどちらが良い？

（１）　Windowsのメリット

　
　さまざまなメーカーの製品があるためデザインやスペックがさまざま。価格のバリエーションもさまざまなので自分にあったPCを選ぶことができます。デスクトップPCの場合はメモリやストレージを増築することができます。

（２）　Windowsのデメリット

　Macでしかできないアプリなどがあります。また、Macよりもセキュリティに力を入れていません。それでもセキュリティレベルが低いというわけでわありません。セキュリティソフトを購入すれば問題なく使用することが可能です。

（３）　Macのメリット

　統一されたデザインに高画質なディスプレイなどあります。薄型なので持ち運びもしやすくセキュリティーも力を入れています。また、iPhoneといったApple製品とも親和性が高いのも魅力です。

（４）　Macのデメリット

　価格が平均的に高く、操作性に少し癖があります。世界的に見ればシェアが少なくトラブルが起きた際にネットで検索しても情報数が少なくなってしまいます。また、機種によってはタイプCの入力端子しかなく周辺機器を別途用意する必要があります。

■ おすすめのPC

（１）　Windows：DAIV Z4-17101SR-A

CPUはCore-i7と高性能でスペックも高くストレージも500GB SSDとプラグインなど追加コンテンツも対応可能です。

（１）　Mac：MacBook Air

最新のMacBook AirにはM2チップが搭載されDTMの作業も問題なし。バッテリーも改良され持ち運びにも便利なPCとなっている。

■ 最後に

　PCを買う際スペックも大事ですが自分が気に入ったデザインを買うことも大事です。自分にあったパソコンを見つけてみてください。