エフェクターと聞いて思い浮かべるものはありますか？数あるエフェクターの中から今回はディレイについてご紹介いたします。
もともとはエンドレス磁気テープに入録された信号を録音し、モーターテープを回して複数の再生ヘッドで再生することでエコーがうまれ消去ヘッドによって一度録音した音は録音の直前に消去されるテープエコーと言われる仕組みでした。
1969年、遅延素子としてBBD（Bucket Bridge Device）素子が開発されました。信号を2つにわけることで1つはそのままで出力し、もう1つはコンデンサーに蓄積して信号を遅らせてまた次のコンデンサーへ送る動作の繰り返しののちに原音と混ぜてディレイが完成するというものです。
Level
ディレイの音量を調節できます。レベルを上げていけばいくほどエフェクト音が大きくなります。
FeedBack
ディレイ音の繰り返す回数を調整できます。ものによってはREPEATと表記されるものもあります。
D.TIME
音を鳴らしてからディレイ音が返って来るまでの時間の調整ができます。
MODE
ディレイの効果を切り替えることができ、可変範囲や音色の切り替えが可能です。
ディレイ含め空間系のエフェクターは一般的にはアンプの前、ギター側から数えて一番後ろに接続することが多いです。
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