はじめに

皆さん、「ロックバンド」と聞いてどのようなバンド編成を思い浮かべますか？

最もポピュラーなのはギターボーカル、リードギター、ベース、ドラムの4人編成ではないでしょうか？

この他にも、キーボードを加えた５人編成やリードギターの居ないスリーピース編成、ドラムとギターボーカルのみのツーピース編成などバンドの編成は多様なものとなっています。

ロック・サウンドにも多用されるサックス

このようにロックバンドには多様な編成が存在します。そして、所謂ロック・サウンドのイメージの薄い楽器の音を楽曲によって取り入れたり、メンバーとして擁するバンドも多くなっています！

そんな中でも今回紹介したいのが、ロック・サウンドの中にサックスを取り入れた楽曲です！

サックスと言えばやはり真っ先に思い浮かべるジャンルはジャズという方が多いかもしれません。

しかし、ロック・サウンドにサックスを取り入れた名曲も多く作られています！

サックスが目立つロックの名曲

The Rolling Stones / Brown Sugar

まずは洋楽から！イギリスのロックバンド、ローリングストーンズの一曲です。

日本の多くのアーティストにも大きな影響を与えている彼らですが、サックスを取り入れた楽曲も多く、その中でも代表曲として挙げられるのがこの曲ではないでしょうか？

サックスを演奏しているのはサポートメンバーのボビーキーズです。

曲調は明るく、能天気な楽曲となっており、間奏で入るサックスソロが非常に印象的な楽曲となっています！

Pink Floyd / Money

次にご紹介するこちらの曲もイギリスのプログレッシブロックバンド、ピンクフロイドの一曲です。

アルバム「狂気」に収録されたこちらの曲は暗い曲調の曲ではありますがメロディがポップで、彼らの楽曲の中ではかなりキャッチーな曲に仕上がっています。

ライブでも人気の高いこの曲ですが、2:00辺りから始まる曲の世界観とマッチしたサックスソロは必聴です！

ナノ・セカンド / UVERworld

ここからは邦楽をご紹介！日本でサックスのメンバーが正式に存在するロックバンドは多くはありませんが、代表的かつ有名なのは何と言っても UVERworldではないでしょうか？

デビューからサポートメンバーとしてマニュピレートとサックス演奏で支えてきた誠果さんが2014年に正式加入し6人体制となった UVERworldは、サックスを効果的に楽曲アレンジに組み込み、彩りが加わっています。

ご紹介している「ナノ・セカンド」もその中の1曲で、楽曲の進行と共に熱を帯びて絡まるサックスの旋律が心地よいですね。

J.BOY / 浜田省吾

日本の音楽シーンで長年ファンに愛され続け、現在でもツアーは各地の会場で即ソールドとなる圧倒的な人気を誇る「旅するシンガーソングライター」浜田省吾さん。

浜田省吾さんも長年の活動を通じてサックスが効果的に登場する楽曲が数多く、ツアーやレコーディングでは日本サックス界の大御所・古村 敏比古さんが熱いサックス演奏で魅了しています。

代表曲の「J.Boy」でもそんなサックスプレイが随所に散りばめられ、サックスソロも必聴です。

最後に

いかがでしたでしょうか？

ロックのイメージの強くないサックスでも、取り入れられている楽曲は意外にも多くあります。

今回紹介した楽曲を入口に、サックスの音を取り入れたお気に入りの楽曲を探してみてはいかがでしょうか？