音楽教室 ノアミュージックスクール

ナチュラル・トランペット 2

楽器の形状について。ヨーロッパにおいては中世に至るまでは直管であったが、ルネサンス時代の間に管を曲げる技術が加わり、持ち運びの容易なS字型のトランペットが現れた。また、スライド・トランペットも開発され教会内で使用された。両端を180度折り曲げ環状にした一般的なナチュラル・トランペットの形状はセバスチアン・フィルディングの『音楽論』(1511年)の挿絵にその初期の姿を確認することができる。その他の形状としては、渦巻き状にしたものやハンドストップ・トランペットのようにベルに手が届くように反り返らせたものなどがある。大バッハ作品の初演を数多く行ったライプツィヒの都市楽士ゴットフリート・ライヒェは前者の楽器を使用していた。なお、渦巻き状のトランペットは古文献の記述からしばしば「クラリーノ」という別物の楽器のように勘違いされることが多い。しかし、「クラリーノ」というのはトランペットの高音域のことで、正確には「クラリーノ用のトランペット」という意味として解釈すべきである。なお、現代の楽器メーカーが1959年に渦巻き型のナチュラル・トランペットの商品名を「クラリーノ」として製造販売したことは誤解を助長したであろう。18世紀以前においてクラリーノを楽器を指す語として用いる場合は、使用音域やパート(トップパート)を現すものとして便宜的に述べているだけなのである。形状は特殊であったとしても、それも同じナチュラル・トランペットなのである。また、『音楽論』の挿絵には「Clareta(クラレタ)」と「Felttrunmer(戦場トランペット)」と記載された2つのトランペットが紹介されているが、渦巻きではない一般的な形状の楽器である。戦場トランペットの方はクラレタよりもいくぶん太めでがっしりしている。従って、クラレタが高音用、戦場トランペットが低音用、信号用ということなのであり、楽器の形状を現す言葉ではないということである。

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